送別エントリ
明日同僚が最終出勤日ということで送別エントリです。
インスタにつけるキャプションの量が限界で長文はすべてポエム化する人間なので、いつも文章は見返すと恥ずかしくなってしまう。
なのでこれも消したらすみません。
彼女と初めて会ったのはまだコロナ前、会社の社食が生きていた頃。たまたま同席で紹介してもらって軽くお笑い好きなんですねお互い〜などと話してご飯を食べたかと思う。
そのときは社長が社員をゲストとして呼んで社内ラジオを配信する…というのをやっていて、それに出ているので聴いてくださいだか聴きますだか会話して終わった。
私は深夜ラジオが元々大好きで、受験勉強そっちのけで中学の頃からラジオを聴くのが好きだった。地元の大阪のFM802はずっと流すし、神戸のkissFM「SHINGO'S RADIO SHOW」を聴いて育った。心からハガキ職人を尊敬した。
大学になってからはmixiで出会った人から教えてもらった「伊集院光の深夜の馬鹿力」や「爆笑問題カーボーイ」を聴き、「ナインティナインのオールナイトニッポン」の神回が入ったCDを友達から借りた。
上京してからの寂しさは「バナナマンのバナナムーンGOLD」が癒してくれた。
前置きが長くなったけどそんなかんじでラジオが好きなので、会社で社内ラジオの試みをやってると聞いた時はへぇー!いいな!と純粋に思ったのと、まぁ普通の人が頑張って喋るんだろうなと思った(失礼)気持ちが混ざったのが正直なところ。
しかし、彼女が出てる回を聞いて「絶対この人と仲良くなりたい!」と思ってしまった。
なんか、思い出せるのは確か他の人が割としっかりと社長とのインタビュー形式だったのに、入社からそんなに経ってない彼女はジングルを自分で歌っていた。おもろ…!と思った。ラジオはその歌からスタートしてたと思う。
あと、声がいい。キャピキャピしていなくて喋り慣れてる人の話し方だと思った。返しがおもしろいだけじゃなくて人を心地よくさせるのが上手な人なんだろうなと思った。
1回聴いただけで、それがわかってDMを送った。私がたまに発揮するコミュ力全集中というやつで、絶対仲良くなる(仲良くなりしろがあることが大切)と決めた人に熱烈アタックしていくスタイル。
飲み行きましょうというのが社交辞令で終わらずに、会社から近い青山の地下の居酒屋でWi-Fiが届かない中2時間半くらい喋った。ラジオで感じた印象そのままの人だった。
彼女といるとみんな心地よい気持ちにさせてもらえる。リアクションが大きく楽しく聞き上手。なのにトークもうまくて楽しませ上手。
彼女のブログから、人となりがよくわかる私が好きなエピソード。
嫌な言葉を選ばずに「最高!」を連発する女。
なので当然人気者で、みんな彼女と飲みたいし仲良くなりたい。常に人の輪の中にいるタイプ。当然仕事もできるので会社の納会では2回も表彰された。
ここまで書いてて漫画の主人公なのかこいつは??と思ってくるほど完璧に見えるけどかなりずぼらな一面(逆にそこが愛嬌)があることも私は知っている。
そんな一面を知るほど仲良くなれてよかった。
お笑いライブも行ったし、納会の前に京都へご飯を食べに行った。コロナになっても仕事終わりに待ち合わせてご飯へ行った。オンラインで繋いでお昼を食べた。一緒にいった旅先で、普段怒らないくせにコンタクトの保存液がなくてフロントにかけたけど出ない時だけプリプリしていた。休日も家族ぐるみでよく遊ぶ。
彼女といると万能感が出てくる。なんだか自分の良い面をググッと引き出してもらえる感じ。愚痴を聴いてもらっても、励ましてもらう以上のパワーをもらえる。
夫からはその日の写真を見て「俺といるよりもずっと楽しそうだね...」と言われるくらい、彼女が撮る写真の自分はいつもいい顔で写真に写っていた。
会社では存在感をチーム以外で一切消したいのに、すぐに私の名前を出すので「君に届け」の風早くんかよと思った。チームどころか部署も全然違うのに本当にたくさん支えてもらった。
私は彼女に何か返せただろうか。いつもみんなに最高!という女なのでわからないけど、一緒に楽しい時間を過ごせてよかったし友人として今後も仲良くできる人と出会えたことに感謝している。いつもありがとう!
これからも変わらず仲良くしてほしいし、次の職場でもその無敵のコミュ力・人間力で無双してほしい。これからも人間が好き!なパワーで周りの人を楽しませて人生を楽しんでいってください。写真のフィルターにこだわりすぎないように。そのままの笑顔でめちゃくちゃかわいいです。(親戚のおばあちゃん?)
お疲れ様でした☺️
10分デザインについて話すこと
社外イベントで、やらせてもらったアプリのデザインについてお話をした。
10分間。教育実習以来の人前でしっかり話すやつ。
仕事とはまた違う学びがあったので、書きます
まとめ力
10分は絶妙な時間。話してたら意外とすぐ過ぎる。スライドは結局35枚ほどになった。話すことはスライドの数ではなく、大事な部分をスライドで補う。
10分の間に何が言いたいか、上司にめちゃくちゃ助けてもらいながら考えた。
スライドを読んでもらうことが発表ではなく、読み上げることも違う。
お話の構成も、詰め込み過ぎると訳が分からなくなるから、絞ることが大切。
何が結局言いたいんだっけ?
何が結局言いたいか
はデザインにも通じる。最近いつも言われる。
上司は多分わかっているけど、察してもらうのではなく自分で言語化できるくらいに毎回明確でないといけない。デザインも。
自分の言葉で言う
今回何回か言われたのだけど、最後練習したとき、とても腑に落ちた。
やらなきゃいけない社外イベント
を自分ごとにできたことでもあった。自分で全部支配下においているというか。。。
自分の言葉で言うことは、ただ普段の言葉遣いを入れることではない。自分の頭で考えて、伝えたい人のために言葉を選ぶことだ。
これが意外とできない。
- なんだかすばらしいことを言わなきゃいけなきゃいけない気がして、格好をつけた言い回しを入れたり、
- 冗長な言葉を足してみたり
上記を息を吸うようにやってしまう。ひとつひとつ言いたいことをもっとこうやったら伝わるんじゃないかなど、エンジニアさんたちにもアドバイスをもらったりして。伝わること に、さらに 楽しんでもらうこと を足すと難易度が上がったりするけど、それも大切で勉強になった。
そうして何回も練習した我々は、内容を自分の言葉で言う感覚をつかんだ気がする。なので、本番はもう自信もついてるし、ちゃんと人に響くものにできた気がした。
だから、本番ですこし言うことがわかんなくなってもすぐ組み立て直せる。暗唱ではないから。
まとめ
難しかったし、タイトになってしまったせいで上司に主に迷惑をかけたが、やらせてもらってとても良い体験になった。自信がつくとはまた違う、デザインとの共通点を見出せたり、良い経験だった。
1番良かったのが、
社内イベントで登壇
という事実だけが自分に残るんじゃなくて
やらせてもらって良かったし、聞いてくれた人と名刺交換などしてデザインの話をすることができた
こと。
仕事もそう言う風にやっていきたいな。と思えたのが良かった。